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News Release

世界初[1]スマホに保存された写真から興味関心を分析し、
旅行・おでかけ先をおすすめするシステムを開発

Deaps Technologies株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役CEO:宮本章弘)はエッジAI技術を活⽤ し、ユーザーのスマートフォンに保存された写真をデバイス上で分析する世界初[1]のシステム開発に成功し、 2018年11⽉2⽇(⾦)より観光SNSアプリ「Deaps(ディープス)」で提供することをお知らせします。

「Deaps(ディープス)」は、画像や動画を位置情報付きで記録&シェアできる、ユーザー投稿型の観光SNS アプリです。これまで、Deapsはアプリ内のユーザー投稿情報や⾏動履歴から、興味関⼼に沿った旅⾏やおで かけ情報を提案してきました。今回、これに加えてユーザーのスマートフォンに保存された写真の分析をデバ イス上で完結させ、おすすめ結果に反映させるシステムの開発に成功しました。

開発の背景

Deaps Technologiesはニーズの多様化・複雑化が進む観光産業において、⼈と場所を繋ぐAIテクノロジーを コアに、観光産業に新しい価値を実装することをミッションとしています。「Deaps」は持続的な観光産業の推 進を⽬指し、⼈と場所に新しい繋がり(=発⾒)を提供するサービスとして開発・提供しています。

内閣府が発表したSociety 5.0ではフィジカル空間とサイバー空間の⾼度な融合により、⼀⼈⼀⼈のニーズに合 わせた情報提供が求められています[2] 。従来、個⼈最適化は、プライバシー情報の提供とトーレドオフの関係 にありました。個⼈情報を預かる企業側の責任は重⼤でありながらも、個⼈情報漏洩が度々問題となってきま した。

個⼈最適化とプライバシー保護を両⽴

スマホには、観光地や外⾷などの写真が多く保管されています。この度、Deaps Technologiesは、これらの写 真をスマホ内に実装したAIで分析し、所有者の興味関⼼を数値化する技術開発に成功。写真データを外部サー バーに伝送することなく、「⼭に頻繁に⾏く」 、 「家族で出かけることが多い」 、 「蕎⻨好き」など、個⼈の興味関 ⼼を分析し、その属性に応じてレコメンドを最適化します。この技術により、興味関⼼の事前⼊⼒や、アプリ 内での⾏動履歴を元にした学習が不要となり、アプリ利⽤開始当初から、⾼度にパーソナライズされた情報提 案を反映できるようになりました。また、アプリ上で個⼈履歴をトラッキングしないため、ログインが不要と なり、ユーザーは個⼈情報を提供する必要なく、サービスを利⽤できます。

今後の展開

Deapsは今後、観光における個⼈の興味関⼼データを活⽤した地⽅創⽣事業を展開致します。また今⽉導⼊ したスタンプラリー機能・クーポン機能に加え、ARや⾳声ガイドも順次導⼊し、観光のデジタルインテグレ ーションを進めることで、利⽤者の体験価値を拡⼤し、⼈と地域をつなげていきます。

なお、本件は『日経トレンディ』2018年12月号の、2019ヒット予測30に選ばれ、「AI丸投げツアー」として掲載予定です。

[1] カメラロール・端末の写真分析から興味関心を決定するアプリに関する当社調べ。
[2] 内閣府科学技術政策 http://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

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